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今回はナイキ エアプレストの歴史を遡っていきたいと思います。

 

エアプレストは特有のサイズ表記をしていますので、サイズ感につきましても、サイズ表を使い詳しく説明させていただきます。

 

ナイキ エアプレストとは?

ナイキ エアプレストが今の形になって発売されたのが2000年になります。

しかし、エアプレストの原型は2000年より前の、1996年に生まれたアイデアからスタートしています。

 

当時、ランニングシューズを試着しながら、シューズの履き口がくるぶしの形に合わせてわずかにつぶれてしまうことにデザイナーのティンカー・ハットフィールドは気付いていました。

 

ランナーに必要なすべての要素を備えながら、デザインと機能性をどのように向上できるのか。

”スリッパ”のように履きやすいシューズを求める消費者の要望にはどう応えるのか。

 

ティンカー・ハットフィールドの探求が始まりました。

 

スケッチブックを開いて、履き口の一部を取り除いてみてはどうだろうと考え始めた。

 

 

切り込みがシューズにどんな影響を与えるかわからなかったが、切れ込みを入れてみて、それを「Vノッチ」と呼んでいたそうです。

 

Vノッチが※蝶番(ちょうつがい)のような役割を果たすことで、シューズのデザインにゆとりが生まれました

※蝶番

 

そして、アッパーには主に医療用に使われていたスペーサーメッシュという素材が採用されました。

 

通気性が大変優れているばかりか、あらゆる方向に伸縮、ハットフィールドのVノッチをつけた試作品が産み出した屈曲・柔軟性を実現するためのシューズには理想的な素材でした。

 

これらにより、大きめのサイズの足を入れたときでも伸縮し、完璧なフィット感がもたらされたスニーカーが完成しました。

 

まさに、足に合わせて伸縮するシューズです。

 

ここから、エア プレストのサイズ展開はTシャツのようにS,M,Lなどのサイズ表記がされるようになりました。

 

 

エア プレストの発売まで非公開だった「Vノッチ」ですが、このコンセプトはエア ガントレットエア ズーム ドライブなどのモデルにも採用されました。

 

エア ガントレット(1989年発売)

 

エア ズーム ドライブ(1999年発売)

 

 

サイズ表とサイズ感

・サイズ表

3XS (24-25cm相当)

XXS (25-26cm相当)

XS (26-27cm相当)

S (27-28cm相当)

M (28-29cm相当)

L (29-30cm相当)

 

・サイズ感

横幅が割とタイトな作りになっています。

しかし、縦の長さは少し大きめの作りになっています。

また、フィット感を重視して作られているため甲も低めでぴったりめに作られています。

 

ですので、甲高の方や足幅が広めの方はワンサイズアップがいいと思われます。

普通の方でもハーフサイズゆとりを持って買われた方が無難かと。

 

レビューを見ていると26.5cmの方はXSで少し小さめ、27.0cmの方はSでぴったり等のレビューがありましたので、

 

サイズ表の〇〇ー〇〇cm相当の左の数字自分のサイズに合わせて買うのがいいかなと思います。

 

しかし、足幅が狭く甲が低めの方はもともと伸縮性のあるスニーカーですので、ジャストで買っても伸びる素材ですのでちょうどいいかと思います。

 

まとめ

 

ランニングシューズでありながら、スリッパのような履き心地を求めて作られたエア プレスト。

日常での「ちょっとそこまで」の買い物のおしゃれ感を底上げしてくれるアイテムになってくれそうですね。

 

やっぱり「ちょっとそこまで」にもかっこよさを求めて、なおかつ「ちょっとそこまで」に必要な手軽さを兼ね備えた一足。

間違いなく、一足持っていてもいいスニーカーだと思われます。

 

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【9月26日追記】
エアプレスト購入レビュー記事を追加しました。
ぜひ、こちらもご覧ください。

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